マリ王国

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朝 「……で、何ですかこの状況は…」 目を覚ますと部屋の中にリールとクロナが… まず、リールですが… 自分の部屋から布団を引きずって来たみたいで、ぐしゃぐしゃに布団を敷いて寝ています。 そして、リールが敷いた布団の横に綺麗に敷かれている布団でクロナが寝ています。 「取り敢えず、二人共起きてください!!」 「ん…何だ?」 「………?」 「何でリールたちが僕の部屋に居るのですか?」 鍵は、かけていませんでしたが… 自分たちの部屋で寝たはずです 「いや…いつもは皆、同じ部屋で寝ているからな…」 「結局、目が覚めてリールさんに相談したらアルムさんの部屋に行こう、ということになりました。」 成る程、そういうことですか……って 「なりました、じゃないです。ソルはちゃんと一人で寝てるじゃないですか!!」 「…は?何言ってるんだ」 「そうですよ、ソルさんならアルムさんの隣に居るじゃないですか」 「……え?」 そんなわけ無いですよ 僕は一人で寝てましたし、リールとクロナを起こす時には確かに一人でした。 騙そうとしたってそう簡単には…… 「おはようございます、マスター」 「……もう、驚きませんよ。というより、いつからそこに?」 「リールたちが来た後にマスターのベッドに入ってナイフ状態で寝てました」 あっさりと言いますがソルは切れ味が良すぎるので寝返り打って怪我をしたじゃ済みませんよ 「危ないから…僕が怪我したらどうするんですか?」 「何言ってるんですか?私はマスターを傷付けられませんよ」 「「「………え?」」」 リールとクロナも僕と同じ反応ですね
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