マリ王国

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「まあ、そんなところかしら」 「何故、僕らを狙うのですか?」 「それは、私に聞かれても知らないわ…私は楽しければいいのッ!」 また、消えた (別の人が情報を変えてるのだったら今は使えるはず……出来た) 何処から来るのか解れば反撃できるはず 真後ろですか 「あら、反応いいわね」 この距離ならソルで防ぐことが…… 「でも、まだ遅いわ」 なっ!!速度が上がってる これじゃあ防げない 「あまり、私の相棒を攻撃しないでくれるか?」 しかし、僕に当たる筈の攻撃はリールが刀で受け止めました 「あら、貴女は速いわねでもまだまだね…」 「それはどうかなッ!」 〔カンッ……カンッ〕 メイリさんが振る大鎌をリールがひたすら防いでいます 「なかなかやるわね……」 「そっちこそ」 「でも、もう少し、ガハッ!!」 あれ?メイリさんが吹き飛びました リールは動いてないしさっきまでメイリさんがいた所に立っているのは… 「……クロナ?」 クロナが手足をウルフに変えて立ってます 「せっかく…楽しかったのに……寂しくなかったのに……ボクが安心できる場所なのに…」 「ケホッ…な、なんなの一体?」 《マスター、あれってクロナですよね》 「え、ええ、ですがクロナってあんなに強かったですか?」 弱くは、無かったですが純粋な腕力じゃあ、人はあんなに吹っ飛ばないです クロナってただのダークウルフじゃないのでしょうか……
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