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俺よりも20センチは低いであろう身長に、ふわふわロングの髪は胸の下あたりまで長く、綺麗な栗色をしている。 七分の袖から覗く腕は華奢で、デニムのミニスカートからはまっすぐな脚が伸びていた。 それでいて ぴったりしたTシャツに強調された胸の柔らかそうな膨らみが俺の妄想をかき立てた。 やばい…。 俺は暴走しそうになるのを必死で抑え、さっきからずっと 俺のことをジッと見上げている彼女を見下ろした。 落ち着け、俺…。 『俺ん家、ここだから。 早く帰りな。』 俺は後ろ髪を引かれながらも 彼女に背を向け、アパートの階段を上ろうと歩き出した。 ん?… 何か違和感のようなものを感じ、俺は振り返った。 彼女の華奢な腕が 俺のTシャツの裾を摘まんで引っ張っていた。  
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