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マジかよ…。
俺は後ろを振り返ったままの、彼女は俺のTシャツを摘まんだままの格好で 時が止まった。
しばらくして彼女のピンクの唇が微かに動いた。
『………えて…。』
何言ってるか、聞こえねぇよ…。
俺は彼女の声を待った。
『…ギター… 教えて…。』
マジかよ…。
彼女のぷるんとしたピンクの唇は 間違いなくそう言ったんだ。
思えばその時に 俺は彼女に恋をしてしまったのかもしれない。
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