小さな光

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「ええ、この“ヘブンズゲート”は、見つければ何でも可能。どんな願いも叶うでしょう。」  本来なら怪しむべき場面。そんな非現実的な話、信じられるはずがない。  だが、彼女の告別式を明後日に迎えた俺の頭に、そんな余裕はなかった。  夜の9時を回った神社に俺と男以外の人影はない。 「何故そんなことを俺に?」
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