第二章 激闘!! 帝国学園

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守 「辞めたんじゃなかったのか?」 濠炎寺 「説明は後だ!! 今は試合に集中しろ。」 ピーーッ! 染岡 「アイツ誰だ? そんなことはいいが、雷門のエースストライカーはこの俺だ!!」 染岡が凄い勢いで上がっていく、だが帝国のガードは容易に攻略出来るものではなかった。 寺門 「キラースライド!!」 バシッ 染岡 「チッ!」 ボールを取られた。 そしてあっという間にゴール前まで来た。 佐久間&寺門&堂免 「デスゾーン!!」 守 「今度こそ止めてみせる!!」 守の心の中でじいちゃんが話し掛けてきた。 じいちゃん 「ズバーン ドーン だっ!!」 守 「そーゆうことか!! 分かったよじいちゃん!!」 守の中で眠っていた何かの力を感じた。 鬼道 「ん?この力は…一体なんだ?」 守 「うおぉー!! ゴッドハンドッ!!」 その瞬間、もの凄い閃光が目を覆った。光のおかげで何が起きているのか何も分からなかった。 守 「よ、よっしゃぁーーッ!!」 鬼道 「な、何だと!? 我々のデスゾーンが!!」 守 「濠炎寺!! 行っけーーッ!!」 ボールは大きくハーフコートを跨ぎ、濠炎寺の元に届いた。 濠炎寺 「………行くぞッ!!」 濠炎寺はあっという間にゴール前までボールを運んできた。 源田 「フンッ、誰かと思えば、お前か。この俺からゴールを奪えるとでも?」 濠炎寺 「………どうかな。」 濠炎寺は空高く舞い上がった。真っ赤に燃え上がる炎が濠炎寺の身を包んだ。 源田 「来いッ!! 伝説のストライカー!!」 濠炎寺 「ファイアトルネード!!」 真っ赤な炎に包まれたボールは、彗星のごとくゴール目掛けて飛んでいった。 源田 「パワーシールド!!」 「くっ!なんて威力だ!!」 ついに源田はその威力に圧倒され吹き飛ばされた。 源田 「うわぁッ!!」 守 「よっしゃぁ。…よっしゃぁーーッ!!」 宍戸 「やりましたねキャプテン!!」 雷門は歓声に包まれた。 鬼道 「……審判。我々帝国学園は、試合を棄権する。」 守 「な、何だって!?」 鬼道 「我々の目的は、そこにいる伝説のストライカー、濠炎寺 修哉の実力確認だ。」 「お前の実力が見れて嬉しいよ。」 濠炎寺 「……影山はどーした?」 鬼道 「お前が知る必要は無い。さて、雷門中の皆さん、この続きはFFのフィールド上で。」 -翌日- 担任 「転入生を紹介する。」 濠炎寺 「……濠炎寺 修哉です。よろしくお願いします。」 守 「ご、濠炎寺!?」 守は慌てふためいた表情で濠炎寺を見た。 そして守の心中は、ワクワクとドキドキでいっぱいだった。
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