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守 「辞めたんじゃなかったのか?」
濠炎寺 「説明は後だ!! 今は試合に集中しろ。」
ピーーッ!
染岡 「アイツ誰だ? そんなことはいいが、雷門のエースストライカーはこの俺だ!!」
染岡が凄い勢いで上がっていく、だが帝国のガードは容易に攻略出来るものではなかった。
寺門 「キラースライド!!」
バシッ
染岡 「チッ!」
ボールを取られた。
そしてあっという間にゴール前まで来た。
佐久間&寺門&堂免 「デスゾーン!!」
守 「今度こそ止めてみせる!!」
守の心の中でじいちゃんが話し掛けてきた。
じいちゃん 「ズバーン ドーン だっ!!」
守 「そーゆうことか!! 分かったよじいちゃん!!」
守の中で眠っていた何かの力を感じた。
鬼道 「ん?この力は…一体なんだ?」
守 「うおぉー!! ゴッドハンドッ!!」
その瞬間、もの凄い閃光が目を覆った。光のおかげで何が起きているのか何も分からなかった。
守 「よ、よっしゃぁーーッ!!」
鬼道 「な、何だと!? 我々のデスゾーンが!!」
守 「濠炎寺!! 行っけーーッ!!」
ボールは大きくハーフコートを跨ぎ、濠炎寺の元に届いた。
濠炎寺 「………行くぞッ!!」
濠炎寺はあっという間にゴール前までボールを運んできた。
源田 「フンッ、誰かと思えば、お前か。この俺からゴールを奪えるとでも?」
濠炎寺 「………どうかな。」
濠炎寺は空高く舞い上がった。真っ赤に燃え上がる炎が濠炎寺の身を包んだ。
源田 「来いッ!! 伝説のストライカー!!」
濠炎寺 「ファイアトルネード!!」
真っ赤な炎に包まれたボールは、彗星のごとくゴール目掛けて飛んでいった。
源田 「パワーシールド!!」
「くっ!なんて威力だ!!」
ついに源田はその威力に圧倒され吹き飛ばされた。
源田 「うわぁッ!!」
守 「よっしゃぁ。…よっしゃぁーーッ!!」
宍戸 「やりましたねキャプテン!!」
雷門は歓声に包まれた。
鬼道 「……審判。我々帝国学園は、試合を棄権する。」
守 「な、何だって!?」
鬼道 「我々の目的は、そこにいる伝説のストライカー、濠炎寺 修哉の実力確認だ。」
「お前の実力が見れて嬉しいよ。」
濠炎寺 「……影山はどーした?」
鬼道 「お前が知る必要は無い。さて、雷門中の皆さん、この続きはFFのフィールド上で。」
-翌日-
担任 「転入生を紹介する。」
濠炎寺 「……濠炎寺 修哉です。よろしくお願いします。」
守 「ご、濠炎寺!?」
守は慌てふためいた表情で濠炎寺を見た。
そして守の心中は、ワクワクとドキドキでいっぱいだった。
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