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?? 「ごきげんよう、雷門中の皆さん✨ 鬼道 優人(きどう ゆうと)って言います。今日はヨロシク✨」
守 「よ、よろしく」
アキ 「メンバーの確認をするから皆集まってー!!」
守 「みんな、紹介する。背番号10番を背負う……エースストライカーの目金 欠流(めがね かける)だ。それと、MFの松野 空介(まつの くうすけ)だ。」
松野 「マックスって呼んでよ✨ヨロシク」
染岡 「何でこんなへなちょこがエースストライカーなんだ?」
目金 「失礼ですね!! 私がこのチームにいなかったら勝てませんよ?(笑)」
守 「まぁそんなことはいい。みんな!! 気合い入れてくぞッ!!」
オォーーッ!!
鬼道 「フンッ、よし、準備は整った。雷門を叩き潰せ!! (どこかで見ているんだろ? 早く姿を現せ!!)」
雷門のキックオフで試合が始まった。
宍戸 「あれ?何でこの人たち皆動かないんですか?」
染岡 「チッ!なめやがって!!」
染岡は全く動かない帝国学園の選手と選手の間を通ってゴール前まで来た。
染岡 「オォッラ!!」
ガシッ
染岡のシュートは簡単に止められてしまった。
染岡 「チッ!止められたか!!」
守 「どんまい染岡!!」
鬼道 「フンッ、では始めるとするか。……デスゾーン開始。」
さっきまで全く動かなかった帝国学園が一斉に動き始めた。
守 「止めろ!!」
壁山 「行かせないっす!! ザ・ウォール!!」
鬼道 「甘い!!」
壁山の必殺技は軽々とかわされてしまった。
鬼道 「佐久間!! 寺門!! 堂免!!」
佐久間&寺門&堂免 「…デスゾーン!!」
宍戸 「キャプテン!!」
少林 「キャプテン!!止めて!!」
守 「止めてみせる!!」
守は歯を食い縛り、構えた。だが、現実はそんなに甘くなかった。
守 「うわぁッ!!」
守はボールと一緒にゴールの中に吹き飛ばされた。
アキ 「遠藤くん!! 大丈夫?」
守 「だ、大丈夫だ。」
そして試合開始15分。帝国との差が10点に広がった。現在の戦績としては、帝国が無失点で10-0でリードしている。
目金 「う、うわぁッ!! ダメだ💧勝てっこない」
染岡 「お、おい!! どこへ行くつもりだ!!」
目金は無我夢中になって逃げて行った。
ザッ ザッ ザッ
守は足音のする方を見た。
守 「お、お前は!! 濠炎寺!!」
鬼道 「やっとお出座しか。」
濠炎寺は背番号10番と言う番号を輝かせ立っていた。
濠炎寺 「………」
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