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「処分..かぁ..ちょ、ちょっと待って下さいよ!なんとかできないかなぁ..。」
「..内容は?」
「え?」
「この手紙の内容。どうせ宛先がないんだ。開けてみようや。」
先輩は手紙の封をビリビリと破ってしまった。
「あぁあ!!もう返せないじゃないっすか..。」
「あ、すまんすまん!!」
健児は絶望的と言わんばかりにしょぼんとしている。
先輩は機嫌をとるようにニコニコと手を合わせて謝ってみせる。
「..まあせっかく開けたんですし..見ましょう。」
健児はムスッとしながらも、なんだかんだサンタクロースへの手紙の内容は気になっていた。
そして2人で手紙を開く。
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