プロローグ

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夕日が相手の背面にあるせいで顔が暗く、表情がよく見えない。 そんなことを思っていた時だった。 「別れよ。あたし、あんたが何考えてるか全然わかんないし、それにあたしもうあんたに興味なくなったからさ」 そう言って彼女は去って行った。 姿が小さくなっていく。 そして姿が見えなくなった。 「興味なし……か」
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