悪夢

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銀色に輝くナイフがぴたりと俺の頭に狙いを定める。 ゆっくりと顔を上げると、そこには心の底から幸せそうに笑っている■■がいる。 ――俺は恐らく、ここで死ぬ。 そう覚悟を決めた瞬間、無情にもナイフは振り下ろされた。 「死んで」 呪いの、言葉と共に。 .
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