涙空

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あれから私は そんな彼からの告白を 断った。 彼の愛… 溺れてしまうことが怖かったから 傷ついた心は なかなか癒えるものじゃない そのうち あたし自身の心で 彼を傷つけてしまう日が 来るような気がしてたから。 彼には新しく愛する人が出来た きっと幸せなんだろう。 よかった。 みんな幸せそうで よかった。 父親は入院している。 母親の無責任な何かも ずっと続いている。 適応するための精一杯を また別の形でさせようと している。 もっとも あたしが傷つく方法で。
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