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ちょっと待ってウソでしょなんの仕打ちですか神様!?
絶望と言う言葉の意味を身をもって感じました。
すべてのご飯やパンたちは売り切れてしまっていたのです……。
しかし。
こうしてはいられない。
私は走り出しました。
こうなったら食堂に行くしかない。そのためにパートナーを見つけなくては!!
以前、料理が来るのを待っていた友達を待たずに、用事のあった私は先にうどんをすすっていました。
その時の「あの人1人?勇気あるな」的視線………。
違う違うんです私1人じゃないんです頼むから見ないでぇぇぇ!!!
「あかり~?どうしたん?」
はっ!か、過去にトリップしてた……。
声をかけてくれたのはみかちゃん。パン買ったらお昼を一緒に食べようと思っていた友達でした。
「じ、実は…売店売り切れてた……パンとか」
「え!?うちもご飯買う予定だったんやけど……」
Σ( ̄□ ̄;)か、神よ!!
「一緒に食堂行かん!?いまなら間に合うから!ね!? 」
満面の笑みとテンションの上がり具合にも引かずに、みかちゃんはにっこりと微笑んでくれました。
こうして、私はありがたくカレーを頬張ることができたのでした。
しかも、ご飯の量が少ないという理由で50円引きでした。
ちょっと得した。
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