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車にもどると、弟は財布を取り出しました。
なんだ車に忘れてたのかー10円返してくれるんだ律儀だなと思っていました。
すると、
弟:「やっぱ生まれた年のがいいよな」
うん、これは思いやりとして受け取っておこう。
それ5円玉のやつだよね、とは言わないでおこう。
あたたかい目で見守っていると、
弟:「あ、なかった。一番古いのやろ」
地味なイヤガラセ、きました。
昭和45年の10円きました。
今回はこのへんでお別れです。
え?短い、ですか…。
ep1みたいな奇想天外な1日は
そう簡単には巡り逢えないのです、ご了承ください。
ではまた。
ep2.end
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