*見てた人*

3/5
前へ
/174ページ
次へ
遊「ハァー 認めるよ。俺が校門を飛び越えたこと。で、紅輝は俺の何が知りたいんだ?」 紅「!?何で俺が、何かを聞きたいことがわかった?」 何でって… 私のこと探っているみたいだし(笑) 遊「んー カンかな(笑) で、何が知りたい?」 紅輝は少しためらった後、おもむろに訊いてきた。 紅「お、お前……遊佐は何者だ?」 何者って言われても… 人間だし(笑) 遊「何者って言われてもなぁ~ 俺、普通の男子高校生だし。ただ、スポーツが得意なだけだ」 紅「そうなのか」 紅輝は遊佐の言い分に納得していない様子。ずっと顔が険しい状態だ。 紅輝の奴、まだ納得していない顔しているな。 でも、俺が今 言えるのはココまで。 正体バラす訳にはいかないし……ーー。
/174ページ

最初のコメントを投稿しよう!

853人が本棚に入れています
本棚に追加