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雷「後悔しないでくださいね。
えっと…」
遊「遊佐だ。呼び捨てでいい。あとタメで」
雷「わかった。本気でいくよ。遊佐」ニヤッ
雷はほんの少し笑って、そして柚葉に殴りかかってきた。
ヒュッ
しかし、雷の拳は柚葉に当たらず空を切った。
雷「!?」
ヤバッ 条件反射で避けちゃったよ。
だって、殴られるのはイヤだし痛いもん。
雷のパンチや蹴りを観察してみたが、一発一発の重さはありそうだ。
しかし、幹部候補のくせに遅い…
雷(何者だ遊佐って
いくらなんでも俺の本気のパンチかが一発も当たらないなんて…)
雷「オォォオ!!」
ヒュッ…ヒョイッ…スパッ…
柚葉は雷からの攻撃を余裕に軽々と避けていた。
一方、雷はゼェハァゼェハァと息を切らしている。
紅(何だアイツ…。綺麗に避けやがる。
まるで…
蝶が舞っているようだ…。
アイツは、ホントにただの高校生か…?)
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