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渋谷での新歓コンパ
山中湖での合宿
初めての経験にわくわくしながらも
大学のサークルで知り合って
付き合って
めでたく結婚💕なんていう
ありがちなサクセスストーリーを思い浮かべていた友美は
男の子チェックも怠らなかった。
新歓合宿の帰りは近くにすんでいる一つ年上の先輩が友美を家の近くまで送ってくれた。
それが颯太だった
新歓コンパで友美に一目惚れした颯太は、先輩たちの計らいで、友美を送っていくことになったのだが
もちろん友美はそんなことには気がついていない。
一晩騒いで楽しんだ心地好い疲れから車中もつい眠くなってしまった友美は
同じ一年生のイケメンの男の子の肩に寄り掛かりながら
コックリこっくりと眠っていた。
その姿を「なんだよ！」と軽いジェラシーを感じてながらそうたが見ていたのも友美は全く知らない。
ましてや二人の未来など想像するはずもなかったのである。
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