憧れたきりん

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「ほいならわいの望み叶えることできるか?」 「もちろんやないか。神様やねんで」 「わい、わいみんなと同じ首の長いきりんになりたいねん。叶えてくれはるか?」 「もちろんやないか。そうか。お前は首が長なりたいねんな。ほんならいまから魔法掛けてやるねんから。目え閉じ」  長治が目を閉じると首がものすごく熱くなってきました。 「明日の朝起きてびっくりしたらあかんで」  神様はぱっと消えてしまいました。
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