-第ニ章-

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    神様と名乗る女性に 放り出された私は 途方にくれていた 「これは…」 「魔術師系なの!?剣士系なの!? どっち!!?」 と叫ぶ私の目の前には 職業の欄 "勇者"という二文字 これって偶然で発生した バグの賜物ではないだろうか? 「はっ! (いや…この世に偶然なんてない あるのは必然だけ ならばなにか意味が…!) あったとしてもわかんねぇよ なんの意図だよ ふざけんなバカ野郎…」 そんなこんなで およそ小一時間…ではなく 数分間 大通りのような所の片隅で うなだれるように考えていた ………はず
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