12/7(水)

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肩が重い。 何かが乗っかってる感じがする。 「──んだが、何かわかる?」 朝食中にこんな話題はどうかと思う。 ──が、とりあえずご飯を食む目の前にいる少女に聞く。 すると、少女は俺の後ろを箸で指した。 「憑いてる」 ──あぁ、そっかぁ……なんだ、憑いてるのか。 「怨霊的な何かが。3日で死ぬな、お前」 「うん……意味わかんねぇよ」 「ちょっと貸せ」 ユキは俺の後ろに来て、何かを両手で挟んだ。 すると、ユキの手の間に人間のようなシルエットが浮かんできた。 「こんぐらいでいいかな、食うにも腹の足しにならないレベルの霊だし」 ──もう俺は驚かないぞ。 「夏生、紐かなんかくれ」 「ガムテープでいい?」 「あぁ、かまわない。とりあえず足と腕を封じよう」 「ちょ……ちょっと!! なんなのあんたたち!!」 シャベッタァァァァァ!! ──明日に続く。
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