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無言で求めあっていた時間も終わり今は2人で隣あって座っている
「そういえば僕が初めて修二君の家にきた日のこと覚えてる?」
ふと思い出した出来事を話してみた
「あぁ…覚えてるよ。」
修二君は後悔しているような顔をして続けて言った
「あの時は突然あんなことして悪かったな…でも俺はあの時からずっと逸人のこと好きだった…今思えば逸人の気持ちも考えないで最低なことしたなって思うよ…」
「キスされたときはビックリした…けど今はされといてよかったかなって思ってるよ?あの時修二君が行動起こさなかったら今の関係の僕らはここにいない…もしかしたら普通に友達のままで僕も自分の気持ちには気づかなかったかもしれない…」
修二君はずっと僕の手を握りながら話を聞いてくれてる
「こうなることは必然だったんだよ…だからそれまでの過程も全部決まってたこと…修二君は自分のしたことを後悔してるかもしてないけど今の修二君を感じられる僕にとってはその過程がどんなものであったかなんて関係ないよ?」
今だから言えること
それを話す時間が訪れてる今を大切にしよう
僕はそう思って話をした
修二君は不安そうな顔をしていたけど僕が笑いかけるとすぐに笑顔になってくれた
「これからよろしくね!!」
「ありがとう//」
照れながら話す修二君は僕が知ってる中で1番かわいいと思う
それから少し話してから修二君は僕を家まで送ってくれた
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