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それでも修二君は決心したように話してくれた
「俺がなんでそんなことしたのかって聞いた時にあいつは“荻原のことが好きだからかな。荻原がみんなから避けられれば俺のものにしやすいだろ?”って言ったんだよ…俺は好きなやつを苦しめてまで自分のものにしようと思ってるあいつを許せなくてつい…」
広輝君がそんな気持ちで僕と関わっていたのを初めて知った僕はビックリしたけどそれ以上に修二君の好きな人に対する愛はすごいものだと実感させられた
それに対して僕は友達1人もかばってあげることができなかった情けないやつだということがわかった
「お前は今回の件とは無関係だと言いはれよ?」
そういうと修二君は喫茶店を出て行った
その後僕は学校に行く気になれずに家に帰った
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