5月

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更衣室に向かいながら 悶々と色々な事を 考えていた。 その時… どんっ! 「きゃっ!」 いきなり何かにぶつかり 後ろに倒れそうになる。 だが体は倒れることなく その場に止まった。 よく見たら誰かに体を 支えられている。 「…大丈夫か?」 「あ、はい」 「すまない。少し 考え事をしていた」 その人はそう言って 私の体をゆっくり起こして 手を離した。
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