5月

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「今は病院で手当てしてて 命に別状はないってよ」と 村瀬くんは言った。 「良かった…」 「あぁ。ただなぁ…」 「え?」 暗い表情で下を向く彼の 様子がヤケに気になった。 「なにかあったの?」 「ん?いや…」 明らかに何か隠していることが 分かった私は、彼を問い詰めた。
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