5月

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2人でリビングに行き 村瀬くんには適当に ソファに座ってもらった。 「すぐ用意するね。 レモンティーとミルクティー どっちがいい?」 「じゃぁミルクで」 「分かった」 私はキッチンに立ち ミルクティー淹れる 用意を始めた。 彼は静かに 部屋の様子を見渡したり 私の作業を見たりしていた。 「ごめんな。 急に来ちゃったのに」 と言う村瀬くんに 「良いよ。 村瀬くんに会いたかったから」 と答えると 彼は、すっと立ち上がった。
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