4月

41/108

25人が本棚に入れています
本棚に追加
/262ページ
「そーそー。 あんた画鋲って好き?」 橋本さんが怖い顔で 微笑んだ。 わけが分からず 黙っていると 橋本さんの横から 木村さんが画鋲を差し出した。 続いて安藤さんが 私の体を押さえつける。 「足の裏は皮膚が固いから うまく刺さらないのよね」 橋本さんは画鋲を眺めながら ゆっくり私の手を取った。
/262ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加