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右手に画鋲。 左手に私の手。 そのまま画鋲を 私の指先に沿わせた。 「ねー。 どこに刺さったら 泣くほど痛いの?」 私は恐怖のあまり 心臓がドクドク鳴っている。 指先に沿わせていた画鋲を 今度は爪を引っ掻くように 動かし始める。 「……や…めて」 泣きながら それしか言えなかった。 橋本さんは冷たい表情を していた。 そして何も言わず 画鋲を指先に食い込ませた。
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