4月

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「優子ちゃん!! 俺だよ、俺っ!!」 聞き覚えのある声。 よく見るとそこには 男の子が汗をかいて 立っていた。 「む…村瀬くん」 「優子ちゃん、歩くの速すぎ(汗) 男より速いってどーよ(笑)」 「ごめん…変質者だと思って…」 「何だよそれ~。 まぁ変質者には 変わりないけどな(笑)」 村瀬くんはニカッと笑って 真面目な顔になった。 「てか!夜中に女の子が 1人で出歩いたらダメだろ! 常識的に!」 私は軽く頭をコツンと叩かれた。
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