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「優子ちゃん!!
俺だよ、俺っ!!」
聞き覚えのある声。
よく見るとそこには
男の子が汗をかいて
立っていた。
「む…村瀬くん」
「優子ちゃん、歩くの速すぎ(汗)
男より速いってどーよ(笑)」
「ごめん…変質者だと思って…」
「何だよそれ~。
まぁ変質者には
変わりないけどな(笑)」
村瀬くんはニカッと笑って
真面目な顔になった。
「てか!夜中に女の子が
1人で出歩いたらダメだろ!
常識的に!」
私は軽く頭をコツンと叩かれた。
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