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        「んぐ!!」 気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!!! 「…!?ってぇなあ!!!」 「触るな!!…っ」 気持ち悪さに口づけをしていたおいちゃんの口を噛むと叩かれた 「ふひ、わっかいなぁ!!」 首筋をまたがるおいちゃんに舐められ、気持ち悪さに寒気が走る 「離せっ……きゃあああああああああああ!!!!」 目一杯の声を出して叫ぶと慌ててうちの口を塞ぐおいちゃん 「……っち… おい、とっととヤるぞ」 またがるおいちゃんがリーダーらしく、頷く他のおいちゃん達 一気に腕が動き出す あまりの気持ち悪さと、永久を悲しませてしまう悔しさで涙が零れたが、その涙も舐めとられ気持ち悪さへと変わる 「……っ── と、わぁっ」 塞がれる口から漏らしたのは、唯一助けを求められる人の名前だった  
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