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      また腕に絡み付いてきた錦織新 「神崎さん何かじゃなくて…うちと遊びましょっ?」 鳥肌の立つ猫なで声にこの顔、普通なら落ちるよね でも俺には龍だけだし、それより… 「何で龍が恋人、知ってる」 突き放して殺気を向けると泣きそうな顔になる錦織新、でもそれは一瞬ですぐニヤリと笑う 「…錦織グループの力を持ってすれば、それくらい調べるの容易いですよ」 あ、こいつお嬢様だったっけ 「あっそ、バイバイ」 ツンっとそっぽを向いても俺の前に立ち直る錦織新 「私と付き合わなきゃ、世間から神崎さん消してしまいますよ…?」 龍の名前を出され錦織新をさらに睨む 「錦織グループの力なら、あんな小娘を消すのなんて簡単ですわ」 ニヤリと笑われれば苛っとくる 「悪いけど、俺らは国家公認 邪魔すれば、錦織なんて消える」 いつもはあんま話したくないから途切れ途切れにしか話さないけど、龍との事について言われたらスラスラ話せるよ 殺気と冷たい視線を向ければ固まる錦織新 「話、おしまいだから」 離れた場所に動いて龍に連絡を入れようと思ったが、叶わなかった 錦織新の一言によって 「……今頃犯されてるような子の何処が良いのよ…!!」  
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