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あれからすごく泣いていたらしく、会場には誰も居なかった
あの時、もう駄目かな何て考えていたら、大好きな銀色の髪をした大好きな人が助けに来てくれた
もう何度目かわからない今回の用な事、いい加減嫌われてしまったんじゃないのかすごく怖かった
永久を傷付けたんじゃないかすごく怖かった
でもそしたら
"好き、大好き、愛してる"
って言ってくれて、これはうちに向けられた愛の言葉で
すごく安心した
「龍、着替えといで?」
いつの間にか更衣室に着いた
うん、と頷き繋いでいた手をゆっくり離す
「……居てね?」
不安で見つめれば、優しく笑って頷いてくれる永久に軽く手を振って更衣室に走り出した
「荷物…」
403403…合った
403のロッカーを開き、急いで着替える
ひとりぼっちの更衣室独特の雰囲気が嫌で、履き直したばかりの袴を脱ぎ床に置いて、胴着を脱ぎ捨てる
………だって怖いし
そこから急いでワンピースを着てパーカーを羽織る
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