1278人が本棚に入れています
本棚に追加
トレンカが中々履けなくて焦る、冷や汗が溢れ、涙が溜まりだした
トレンカが履けたところで我慢ができなくなり、一度更衣室から出る
「永久っ!!」
永久に会いたくて、会いたくて更衣室から出たが永久が見当たらない
────何で?
「永久!?どこ、どこ!!」
右も左も、上も下も見てみるが何処にも居ない
「神崎さぁん」
聞こえたのは猫なで声で、うちの探している声じゃない
「……錦織新」
うちをあんな事にした犯人、錦織新が立っていた
「夜雲様に助けていただけたのねぇ、よかったじゃなぁい」
…………うっざ
「あんたなんか助けるなんてぇ、夜雲様が可哀想よぉ」
「…何?ひがみに来たの?」
そう言うとうちを睨み付け、ツカツカと詰め寄ってくる
え、きもいんだけど
「こっち来くんな」
しっしっと手を振ればスピードを上げて詰め寄ってくる
いや何これ
「あんたなんて汚れた人間、消えれば良いのよ!!!」
うちを見下ろしながらそう叫ばれ、むかつく
最初のコメントを投稿しよう!