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「つまり、真理からはここで働くなんて聞いてないと?」
「はい、ここに来ればみんなに会えるから、と聞いただけです」
「ん?てことは、もしかして君もみんなと同じ学校にいたのかい?」
「はい、それで真理ちゃんとは同じクラスでした」
満面の笑みだった。まさか一つ年下なだけだった。失礼は回避できた。
「ふふん、真理ちゃんは私の片翼だったんですよ」
胸を張って彼女は言った。
「片翼?」
なんだかよくわからない単語が出てきた。
「は!片翼ってのは内緒の秘密でした!えと、えと、かたよく、かたよく」
彼女は焦って取り繕おうとしているようだ。
「そだ、肩をよく揉んでもらってたんですよ、もう肩が凝って仕方ない・・・って誰が貧乳だから肩が凝るはずないですかー!」
しかしながらノリツッコミなのか怒られているのわからない状況だった。
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