うるせぇんだよテメェ

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学校の屋上で、いつもの仏頂面で眉間にシワを寄せる金城 「ちっ…大した相手じゃ無かったにしても安い報酬だな」 「報酬って俺聞いてないんだけど?」 どこからともなく現れた福山が金城の横に座る 「どっからわいて出たんだテメェ」 眉のしわが深くなる金城を気にせず、福山は笑いながら話を続ける 「わくって、俺は虫か?てか報酬って俺の分は?」 「テメェは勝手についてきたんだろうが」 ぶっきらぼうに返す金城 「ひでぇなぁ、ここはじゃあなんか奢ってやるくらい言えないのかよ?」 笑いながら言う福山に、金城はやはり表情を変えず 「うるせぇんだよテメェ」 「はいはい」 無造作にタバコを取り出し一本さしだす、金城は受け取って火をつける 「で、なんの用だよ?」 金城がタバコの煙を吐きながら福山に聞く 「用って程じゃ無いんだけどさぁ…」
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