プロローグ

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そんな俺に老人が話しかけてきた。 「思い詰めるな」 と。 俺の中の何かが切れた。 「思い詰めるななんて、無理だろう⁉ 綺麗事なんか俺は嫌いなんだ! あんたは!1人になった奴の気持ちが分からないから、そう言えるんだ! このお気楽野郎が!」 暴言が俺の口から飛び出していく。 俺は、老人に暴言を吐きながら泣いていた。
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