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私、如月恵梨
東京本社で三日間あったマッサージの研修が今、終わろうとしている
「恵梨~やっと終わったね!」
「うん、さすがに疲れた…」
背伸びをしながら私に声を掛けてきたのは、一緒に仙台から研修に来た紗希
「ねぇ買い物して帰ろうよ!」
「当たり前じゃん♪」
「よし!じゃ行こっか!」
まだ本社の中にいるにも関わらず、気持ちは先走る一方
私達は急いで私服に着替えルンルンで本社を出たのだった
まさかこの後、自分の身にあり得ないことが起きるなんて知らずに…
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