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「ふっはー! やっと出れたぜー、いやー長い旅だったぁー君に会いに来たんだよ――光」
次の謎の声は頭の中ではなく、耳に届いた。
「俺に会いに来た・・・・・・」
自分に会いに来たと言って来た、このなぞの生物。
かわいい外見を持っているが、しゃべり方は荒々しいのが特徴的。
「あれー光? どうしたのだ、具合でも悪いの?」
しばらくの間、このなぞの生物を見ていると、話しかけてきた。
「具合はなんともないけど――君は一体何者?」
たくさん疑問があったが、はじめに聞いたことは――何者か。
「ボク? ボクは彦星の守り星の“ルル”って言う名前」
「ルル……彦星の守り星……」
彦星の守り星とは何なのか、ルルという生物に疑問がたくさん残っている。
「唐突だけど、光には彦星になってもらうから」
命令口調で言われた言葉は、彦星になってもらう。
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