第1章:影、紅魔館にて

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咲「さぁ、見えてきたわよ」 咲夜の前には、全てが紅い大きな館がそびえ立っていた。 影「……あれが紅魔館か……目が痛いな」 咲「すぐに慣れるわ。それよりお嬢様に貴方を入れる許可を取ってくるから、門に入った所で待ってなさい」 そう言い、咲夜はその場から姿を消した。 影(……また突然消えた……妖術か何かか?) シャドウは、突然消えた咲夜にはもう驚かず、そんなことを思いながら歩いて行った。 ~影、移動中~ ?「止まってください!」 紅魔館の門に到着したシャドウは、早速中に入ろうとしたが後ろからしたその声に止められる。 影(……門にいると言うことは門番か?) そう思い、後ろを振り向いたシャドウが見たのは、チャイナ服を着て綺麗な赤髪に星のマークの付いた帽子を乗せ、その上からナイフが刺さった女性だった。
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