第1章:影、紅魔館にて

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突如として出来た穴に落ちたシャドウは暗闇を数秒浮遊した後、景色が突然変わり遥か下に見える森へ落下して行った。 バキッベキバキボキッ シャドウは大量の枝に当たりながらも体制を整え、落下の衝撃を全身に受け流す。 影(くっ、さすがにあの高さはきつい。が、身体に異常は見られない) そして、すぐに起き上がり自分の状態を確認したシャドウは、改めて周りを見渡した。 影(森林……倉庫の床に突然穴が出来た思ったら上空に行き、全く見知らぬ森に着地した……?) 相手の罠と最初は考えたが、突然出来た穴もそこからの上空への瞬間移動も現代の科学では到底出来ない。 影(と言うことは科学ではないなんらかの力に飛ばされた?)
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