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影(確かに今まで殺してきた対象には『気』などを使う摩訶不思議な奴もいた。しかし、今回はそういった類の連中は関与してなかったはず……)
考えれば考えるほどわからなくなっていく。シャドウの思考が泥沼化して来た所でふと顔を上げる。
影(南東約500m先に人の気配……)
敵と言う可能性も拭えないのでシャドウは隠れようと茂みに入ろうとした瞬間、
?「あら?こんな所に人がいるなんて珍しいわね」
いまさっきまで500m先にいたはずの気配が真後ろに変わった。
影「――っ!!」
シャドウは突然のことに驚きながらも冷静に懐から小刀を取り出し瞬時に女性の背後にまわり首に刃を当てる。
女性は、銀髪でメイド服を着ていた。
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