出会い

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隊「勝者…え~と」 輝「勝呂輝です」 隊「勝者、勝呂輝!!」 沖「すごいです!初めて僕が負けました!!」  パチパチパチ… 輝「……?」 近「いや~、良い試合だったよ」 土「あの総司が負けるなんてな」 沖「近藤さん!土方さん!」 近「輝君、後で総司と私の部屋に来てくれないか?」 輝「あ、はい…」 土「他の者は部屋に戻ってろ!!」 【近藤の部屋前】 沖「近藤さん、入りますよ」 輝「失礼します」 近「やぁ、良く来てくれたね。改めて私が新撰組局長の【近藤勇】だ。で、こっちが…」 土「新撰組副長の土方歳三だ」 輝「宜しくお願いします。勝呂輝です」 土「勝呂、単刀直入に言う新撰組に入れ」 輝「……は?」 近「君の実力は新撰組に必要だ。君が良かったら入ってくれないか?」 輝「…私は別に構いませんが、私性別上 女ですよ?」 土「それは十分承知してる」 輝「(知ってたんかぃ!!)わかりました。新撰組に入ります その前に、私の話を聞いてください」 土「なんだ」 輝「私はこの時代の人間ではありません。165年?位後から来ました」 沖「どういう事ですか?」 輝「簡単に言えば、私は未来から来ました。桜の木の下で気を失ってしまって、気が付いたらあそこに居ました」 近「そうだったのか…大変だったね、きっと親御さんも心配している」 輝「いえ、両親は居ません。私が5つの時に他界しました。私を育ててくれたのは母方の祖父母です」 近「…すまない、嫌なこと思い出させちゃったね」 輝「…いえ、大丈夫です」 土「とにかく、お前には男装してもらう。着物は総司のを借りれ」 近「それと輝君には総隊長を勤めてもらう、君の男装を知っているのは幹部と歳と山南さんと監察だから」 輝「ふつつか者ですが宜しくお願いします」
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