~流風~

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それにしても… 何故この微妙なときに ここまで来たのか? と、良順先生に言われると 龍馬さんが少し恥ずかしそうに 大坂の港にて待機するように!!と勝先生に言われていたが、どーも待ちきれなくていけないねっ!と言いながら頭をポリポリ。 とにかく、忙しく走り回っている方が好きなんだそーな。 そうやって、忙しい人を大坂の事で待たせてしまい 更には、私の歩く速度が遅いから余計に時間をとってしまっていたから…余計に申し訳ない気持ちでいっぱい 桜「そうですよね…色々あって。お待たせしてしまってすみませんでした。歩くのが遅いからいけなかったんです。」 前々から気にしていたことだったから余計に責任を感じちゃう。 ちゃんと目を合わせて話して、龍馬さんに頭を下げると 龍「気にしな。 ならば、ワシがおんしの足になる。」 よいしょっ! の言葉と同時に肩に担がれる。 うわぁっ!!! 遅くて申し訳ありません!でも、これは恥ずかしすぎるよぉ~ 頑張って歩くからぁ~/// みんなに助けを求めて視線を送ってもパッと目をそらされるし、 明らかに「ぷッ」って笑ってるのが分かるし… 桜「龍馬さん、私歩けます」 カッカッカ!! 遠慮しなぁ~。 とか言っちゃうし… 遠慮してないよ。 恥ずかしいだけだよ。 桜「もぉ~いやぁ~」
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