第1話

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そう言うと紗恵はキラキラした目を より一層輝かせ言った。 「うんっ、そうそう そうなの!! でねでね、深優にお願いがあるんだぁ」 ――はい来た、【お願い】。 紗恵はクラスの副委員長だから 文化祭とくれば 厄介事を頼まれかねない。 「な・・・何??」 そう聞くと紗恵は 今までに見たことのないくらいのおねだりモードに入って こう言った。 「あのね・・・ クラス代表で 文化祭実行委員になってくれない??」 今、なんですと?
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