1日目 午前

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英二》竜崎先生ひっでぇ瀨 外が雨だから 筋トレだけかと思ったのに 体育館内50周なんて 最悪だにゃー瀨 そういいつつも 走ってる俺はなんなんだ 大石「英二頑張るぞ」 手塚「油断せずに行こう」 はいはい二人ともいつもの口癖いっちゃって まぁそれもありから頑張ってあげるけど 三階の小さい窓に波の姿があるから 頑張れるんだもーんね なんで見えるかって・ 視力2.0舐めんなよ すると波が窓の外を見て、 …目が合った 口パクで 『ガ・ン・バ・ッ・テ・く・だ・さ・い』 俺も返す 『ガ・ン・バ・ル・ぜ』 ヘラヘラしながら 走ってると 竜崎「こらぁ瀨菊丸にやにやしながら走ってるんじゃないよ瀨乾汁飲ませるよ瀨」 うへぇ あんなの飲んだら 人溜まりもないにゃ 窓を見ると波が察したのか笑っていた 宍戸「へっ馬鹿だな菊丸の奴」 うるさいなぁ 黙ってろっつぅーの さりげなく足掛けると 見事に宍戸がコケる 鳳「宍戸さーん大丈夫ですか瀇」 あースッキリした。 宍戸のバーカ 宍戸「今に見てろよ菊丸。ダブルスで倒すからな、覚悟してろよ」 「返り討ちだっつーの。バーカ」 窓ごしに波が手を振って …消えた マネの仕事も大変なんだろうなぁ としみじみ感じながら 残り15周を 猛ダッシュで駆け抜けた
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