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「テメェ!なんでこんな所にいるんだよ!今日は彼女とデートだっていってたじゃねぇか!」
若干強い口調で言った。俺は今日一緒に行くという誘いを断られていたのに……
すると巧は不思議な笑みを浮かべながら一つのシーツのような物を取り出した。
あれは……抱き枕?
それはアニメのイラストが描かれた抱き枕のカバーだった。
「そういや、お前に紹介してなかったな。教えてやるよ、俺の彼女の梓だ、よろしく」
巧は抱き枕のキャラクターの頭を曲げてお辞儀をさせるような形にした。
コイツ……痛い!
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