第四節

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「じゃあ、あの間はなんですか」 「……ところであんた誰」 「…ですよね!スルーしちゃいますよね!俺は通りすがりの…」 「通りすがりの?」 「ジョン、ジョン・ワーズナー。ピチピチの24歳です」 「あっそ。」 「え?自分から聞いといて何その態度…」 「さっさと家に帰れ。」 「うわ、ジョンさんビックリだよ。」 「別に同じ「ジ」から始まる名前だからってムカついてなんかないし。」 「そしてまたビックリだよ!明らかにムカついてるよね!?」 「あーもーうるさいな、とっとと帰れよ。」 「俺だってエクソシスト上層部だし!!」 「同じ服装してるもんな。」 「そうだよ!ツッコミとか色々待ってたのに!」 「俺が総スルーだったと」 「yes!!!」 「分かったから落ち着けよジョン。」 「いや、悪いのは君だよね…」 「早速仲良くなったのね。」 「レイラ!遅いじゃないか!!」 「アンタが居るのは裏門なんだけど」
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