ハプニング1

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おっーと俺の自己紹介が遅れちまった!ん?別にいい?ふざけんなぁー! 俺の名前は高波竜二(タカナミリュウジ)現在15歳。 明日は高校の入学式を控える訳ありな少年だ。 ん?なんで訳ありって? おいおい最初のプロローグ見てなかったのかよ! 仕方がない教えてやろう! それは………俺が………… 女性恐怖症だからである! 原因は姉貴に植え付けられたトラウマである。 学校では女子とあまりしゃべった事がない…てか怖くてしゃべれない…何度か女子から話かけてくる事が多かったが全部無視。 だから彼女ができるにはこのトラウマを消してしまう他無い! まあー母さんは別だ。 母さんは身近にいていつも優しくしてくれるし味方だ。しかも愛してる。 マザコン! …もういい ん?家族構成を教えろ? わかったよ!おしえてやるよ! 俺は四人家族だ 父 母 姉 俺 である。 父さん…高波孝治(タカナミコウジ)は冒険家だ世界を股に掛ける大冒険家さ!だからほとんど家に居ない。今は一体どこにいるんだろうか………クソ親父が! 母さっ………あ!忘れてた! 「母さん!ごめん!」 完全に母さんの今の状況を忘れてしまった。 やべーよどうしよう… 「………」 ぅわぁ!母さんの目がー虚ろ状態に… 「もういい…母さん疲れちゃった…竜ちゃん反抗期なっちゃったし無視して自己紹介なんか初めてちゃうし……」 「母さん!無視しちゃってごめん!あと反抗期なんかしてないし、てかしたことないし、これから先そんな事ないしっ!」 .
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