一夜の夢幻(ゆめ)

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春の夜道を歩いていて、 ふと物足りなさを 感じて振りかえった。 I総合病院の前は、 殺風景なカラッポの駐車場が 横たわっているだけだ。 昨年までは振りかえると 淡いピンク色の霞を 纏った木々が 並んでいたと言うのに・・・
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