春の嵐

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「また、 風に怯えておったのか?」 乱入者は、 夜毎の訪問者である朔夜で、 私を安心させると共に、 憂鬱にもさせた。 彼は、 ストーカーよろしく、 私を幼い頃から 観察していたらしく、 私の大風トラウマも 一部始終を見ていたようだ。
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