春の嵐

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朔夜は、言葉通り、 風が止んだ未明まで 私を抱き続けた。 私は、外の嵐の事など きれいに忘れて、 ただただ快楽に溺れてた。 私にとって 風の所為で眠れないよりは、 ありがたい事ではあるが、 これってなんだか 不味い気がするんだけど・・・
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