永遠の檻(ゆめ)

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その夜、 いつものように 朔夜に抱かれて、 彼の精が内に放たれた時、 それは起こった気がする。 常とは違う感覚。 私は、その時から もう、自分の部屋には 戻れない。 朔夜の領域の中で、 ずっと、朔夜に抱かれたまま。 ずっと、朔夜と繋がったまま。 快楽の海に溺れている。
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